ぐしゃりと
それは音をたてます。
泣き出しそうに潤んだ瞳が
みえない目でこちらをみている
だからなんだ、なにがいいたい。
憎憎しげにそういい捨てて
それ以上その目をみないうちに
横をむいた
・・・っ
泣き出しそうな潤んだ瞳は毎回
そこで笑顔になるんだ
またそれも理解不能
悔しいのなら
戦え
恨むなら
罵れ
そう思うのに、いつも
黙って、自嘲の笑みを浮かべて
消える
いつかナイフをむけるかもしれない
いつか怪我をするかもしれない
いつか殴るのかもしれない
いつか血を流すことになるかもしれない
そのぎりぎりのラインのスリルが
互いに心地よいんだ
それに気がつかないでいられる事がまた心地よい
PR
COMMENT