ソレは
果てない夢を見た
なくなった方のまなこはソレだった
あたしはソレのありかを知っていた
果てない夢を見た
なくなった方のまなこはソレだった
あたしはソレのありかを知っていた
見えるのは一片の花
双方は枯れ果てて土へと還ってしまった
夕暮れ静けさの中で
侵食するように、躯を蔦が這う
のこされるのは決まって
片方の眼で
とりあえず、君を見つめてた
星の裏側にいる君の元へ
群集にまぎれる匂い
濃い緑の香はそこまで届きますか?
射抜くような鋭い想いをこめた
世界が縮めばココを出て
君の元へゆける
ソレばかり願って目を閉じていた
片方のまなこは君の元へ
置いてきた
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