QにはAが必ずあるのか。

not A

僕が唯一もとめた其れはないと
あざけるようにＱを言った彼
ＱにはＡが必要なのに
僕は彼を救えないまま
Ａきらめようかと、俯いた
答えの出る問題集の計算
Ｑに対してＡをだした
当たり前の単純なこと
どうしてそれができないんだ！
彼の激動が身にしみる
ＡのないＱがあるなんて言ったら
信じてくれるかい
微かに首を振る彼が見えるから
今日も奔走not Aを求めて

鉄屑

鉄屑よ

廃となれ

ちりとなれ、

僕が起こした完膚なきまでの破壊に
再生と眠りをあたえたのは君

そして僕は再生する

片方のまなこで射抜く

ソレは

果てない夢を見た
なくなった方のまなこはソレだった

あたしはソレのありかを知っていた

春風

風が吹く

春をつげる風が

髪を撫でる

いちばんほし

はしる はしる はしる
まっくらを
白い息でまぎらわせつつ
ぼくは、


はしった

欲す

力が欲しい。

心の奥底からそうおもった

物理的とか精神的とかそういうことは
全部、飛び越えて

 

力が欲しい

ただただそこに舞いたくて

空に憧れた

それだけだった

それで

僕はキミに出会った

カボチャの顔

月はオレンジ

地上は黒くそめられて

価値

私はここであまり

得をしてないきがする

 

 

音

 

 

音がした